伝統工芸水引

mizuhiki

当店のこだわり
当店のこだわり
水引について
水引は、諸説ありますが、聖徳太子の時代に中国からの贈り物に紅白に染め分けた麻ひもから生まれたものだと言われています。

その贈り物が未開封であることの証明でもあり、かたく封印されていることから魔除けの意味がありました。

その後、平安時代には麻の紐が細くよった和紙に細い糸を巻き付けたものに取って代わられ、今の水引に近いものに変化していきます。
またその頃より、髪を結うための元結としても使われていたようです。元結はお相撲さんの髷を結うのに今でも使われていますね。

水引は、まず薄い和紙を撚って棒状の芯の芯にします。それをのりで固め、周りを細い糸で巻き付けたら水引のできあがり。つまり材料は紙と糸。その糸の素材によって、いろいろな表情が生まれます。
最初はピンと張りがあってきれいなカーブにならずに折れてしまいますが、使う時にしごくことで柔らかなカーブを出すことができます。

贈り物の飾りとして使ったり、髪を結ったり、水引はかなり古い時代から私たちの生活に溶け込んできました。

また古来から身近にあった水引に、昔の人は意味を込めていたようです。
水引をかけている箱は未開封であることから「魔除け」の意味があり、引けば引くほど強く結ばれることから「縁結び、人とのご縁」といった意味もあるそうです。

例えば梅結びや松結び。梅は長い冬の後、春先に花を咲かせることから「運命向上」。松は冬でも青々としていることから不老長寿の象徴とされ、「健康と長寿」の意味があります。
新しい仕事を始めたり、大切なプレゼンテーションの時に梅結びのピンを胸にさしていれば、不安な気持ちがちょっと解消されるかもしれません。
新しい水引のかたち
水引は和紙と糸で作られているため軽量です。そのため、水引を使ったアクセサリーは肩こりさんにもおすすめです。
それぞれの結びには長寿、ご縁、魔よけなどの意味が込められています。その意味を知っていると、身につけるもの楽しくなりますね。

「水引小物・ふだんの」では伝統の結びはそのままに、毎日の生活にも溶け込む新しい水引の形をご提案しています。
水引本来の美しさを活かしたものや、遊び心たっぷりの作品など、現代の水引をお楽しみいただければと思います。

水引毬遣い認定者が手掛ける下北沢で人気の水引イヤリングを始めとする水引アクセサリーを販売しています。