ウクライナ支援で思うこと
2022/06/05
すみませんすみません久しぶりの投稿です。
戦争は終わったわけではなく、ウクライナでは不安定な日常が未だに続いていることと思います。
時間が経つにつれ、水引小物・ふだんのが行っているウクライナ支援への関心が薄れているような気がしますが、それは私のお店に限ったことでなく、社会的な興味も他へ移っているのかもしれません。
(ふだんののウクライナ支援の商品、すぐに発送できるようにスタンバイしております!ご興味のある方はぜひ!)
でも破壊された町は、誰が再建するのでしょう。
家族も住む家も働く場も失った方たちを、経済的に支援するのは今なのではないかと思うのですが、なんとなくロシアとウクライナのことが毎日の思考から消えつつあります。私たちには私たちの生活があるので、それも致し方なし。でもふとウクライナのことが頭に浮かんだら、ぜひ支援のこともご再考いただきたいです。
まず自分の足元を固めることが先決。自分の生活が安定してこそ他者への思いやりも生まれるものです。それはそうなのですがウクライナはもちろん、ミャンマーとか香港とか、今どんな状況なんでしょうと他人事ながら心配になります。
さてウクライナの支援金。
売上金全額寄付ということで、今回で3回目の送金です。
前回、前々回と2回ともコンビニ支払いでファミリーマートを利用していたので、もう既に送金作業も手慣れたもの。
ファミリーマートへ行き、ファミポートに指定された番号を打ち込み、出てきた支払い票をレジに持っていき、お支払いという形でした。
でも今回はスマホに送られてくるバーコードをレジで提示するというシステム。
へぇ~、支払いのやり方変わったんだ。簡単になったんだね!
ファミリーマートが進化したのか、国連UNHCRが気を利かせてくれたのか、どちらにしても12桁の数字やら何やらを入力しなくてよくなったのは、ありがたや。
ファミリーマートのレジで勇んでスマホの画面を見せると、外国人の店員さん、なにやらお困りの模様。まぁ仕方ないよね、なんか漢字もたくさん羅列してあるしね。「国連難民高等弁務官事務所」は外国人にはキツいよね。
でも困った店員さん、私に優しく教えてくれました。
「これ、セブンイレブン。ここ、ファミリーマート」
ファミリーマートでの支払いのつもりが、どうもセブンイレブンでの支払いで申し込んでしまったらしい。
漢字以前にカタカナが読めなかった私。
平謝りに謝って、お店を飛び出しましたとさ。
しっかりしろ私!
まずは自分の足元を固めるのが先決!
これからの予定なんかについて
2022/04/23
お久しぶりです!
なんと前回の投稿から1か月半も時間が過ぎてしまいました。
その間、コロナの3回目のワクチンを打って1週間寝たきりになったり、半年ぶりくらいにクラフト市に出店したりと個人的にいろいろあり、世間的にもちょっと困った状況になってしまいましたね。
売り上げを全額支援するプロジェクトも期間限定でしていたのですが、困ったことに更に状況が悪化してきているので第二弾も考慮中です。最初の時は早急に終結することを望んでいたので、できれば第二弾はやりたくなかったのですが、でも今の状況もさることながら、今後の「ウクライナの」戦後の復興のためにも第2弾をやりたいなと考えています。
人道的支援という目的は変わらないので、大使館ではなく国連難民高等弁務官事務所への寄付を予定しています。
果たしてこんな中、7月のJapanExpo in Parisに行けるのかどうか、それも不安ですが、そちらの準備も進めなければ、です。フランスではとうの昔にコロナは終わっていて、もうだれもマスクをつけていないそうですが、日本の7月はどうなっているのでしょう。
で、来週の土曜日ですが、東京の京橋にあるTOKYO SQUARE GARDENで開催されるArt&Craft市、今回も出店させていただきます。
ウクライナ支援のものとか、初夏に合うものとか、今回もいろいろご用意しています。 お天気がちょっと心配ではありますが、ゴールデンウィーク期間、どうぞ遊びにいらしてください。会場は地下鉄京橋駅の真上、銀座からも歩ける距離です。
日本の今ある平和に感謝しつつ、夏に向けてボチボチやっていきます。
京橋で会いましょう!!
直球どストライクなロゴ、できました!
2022/03/10
ロゴマーク、変更しました。
以前のロゴは、ロゴマークメーカ―みたいなものを使って自分で作ったヘンテコリン。何となく目についたマークと何となく目についたフォントを使って大急ぎで作ったものなので、愛着もなく、思い入れもなく、いつか変えなければと思っていました。
そして今回、すてきなロゴマークを作っていただきました!
BRAND WORKS
https://logomarket.jp/designer/27/shop/
いや~仕事が早い早い!
本当に素早く対応してくださいました。
感謝です。
ひねりにひねって、裏の裏を読ませるのが好きです。あまりひねりすぎて、時々自分でもわからなくなります。が、今回は素直じゃない私にしては本当に珍しく、優しくわかりやすいロゴにしました。
水引ショップ、だから水引。
扱うものは水引、じゃあ基本となるあわじ結び。
なんとも素直じゃありませんか。
何でも基本は大切。初心も大切。基本も初心も忘れずに、おこがましいですが日本の文化を今様のスタイルで伝えていけたらなと思います。
色は深紅。ふだんのが目指しているカラフルでポップで、でもシックな雰囲気を一番出せる色じゃないかと思います。
古いロゴで作ったシールなどがまだ残っているので、しばらく包装などでは旧ロゴをお見かけになるかもしれません。すみません。順次切り替えます。
新しいロゴと一緒に楽しく水引をお伝えしていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
愛しの万年筆ちゃんたち
2022/02/22
筆記はもっぱら万年筆です。
最近はインクも流行っているようでインク沼にはまってしまう人も続出しているんだとか。
ただちょっと高みから言わせていただくと、私なんかインク沼に10回以上は潜っています。インク沼で遊び、インク大海原を横断し、青沼で遊び、赤沼でお茶をたて、黄沼で休憩をし、緑沼も散策しておるんでございます。黒沼にもいい思い出がたくさんありますが、どの沼にはまっている時でも常に紫沼に別荘を持っておりました。死に水は紫沼の水で取っていただきたいと思っております。
万年筆の枝葉として不覚にもインク沼にはまってしまったわたくしですが、万年筆本体ももちろん必要以上の本数を所有しております。
万年筆にはそれぞれのメッセージやテーマがあり、「書く」という作業を、それだけにとどまらずもっと意味ある楽しいものにしてくれます。
本体のデザインに魅力を感じるだけでなく、万年筆にはいろいろなフリークがいて、特定のメーカーのコレクターもいれば、ペンの先の部分、ニブと言いますが、に魅力を感じる人もいて、なかなか奥の深い世界なんでございます。
私はというと、本体がマーブル模様であればもれなく萌えます。そんな訳で私のコレクションの多くがマーブル模様。ここには写真が2枚しか載せられないので全部はお見せできませんが、ウチの子たちのほんの数人です。
好きな方がみれば、あああれねという有名なものから、限定販売でしかも日本未発売というものもあり、私には見ているだけで至福のコレクションとなっております。
水引作家の子たちなので、水引のお飾りをつけてもらっている子たちもいます。中でも紫の子は私の一番のお気に入り。超絶きれい!陽の光に当てたり滑らかな感触を楽しんだり、日々うっとりしております。
こちら、今はなくなってしまったDelta社のもので “Romio and Juliet”という、何というかちょっと気恥ずかしくなるような名前の万年筆です。キャップの上の部分の装飾は舞台となるヴェローナの町の出窓をイメージしており、下には「わが心は海のように果てしなく … 」から始まるシェイクスピアによる愛の言葉が彫られています。しかも出窓の部分は取り外せて、中にはふたつのハートのチャームが入っているんですぜ。もう萌え萌えの万年筆なんです。
水引のお飾りは、本体と同じく紫のグラデーションの玉結びにしてみました。若い二人とロレンス牧師のつもりです。
…と、今回はただただ自分の万年筆の自慢をし、みせびらかしたかっただけでした。すみません。
インスタグラムも見てね。ほかの写真も載せてます。
https://www.instagram.com/fudan.no/
ピンク緑白
2022/02/20
ピンク緑白の色の組み合わせで何を思い出しますか。
私は春のお花見団子ですが、そう言えばお雛様の菱餅も同じピンク緑白の色の組み合
わせでした。
お花見団子は白ピンク緑の三つで桜の花の移り変わりを表しているそうで、白はつぼみ、ピンクは満
開の桜、緑は葉桜なんだそうです。
では同じ色の組み合わせの菱餅は??
諸説ありますが、長い間積もった雪(白)の下から生命力の象徴である新芽(緑)が
芽吹き、美しい桃の花(ピンク)が咲くように、美しい女性になってほしいという願
いが込められているそうです。
また白は純粋無垢、緑は健康・長寿、ピンクは魔除けの意味もあるそうです。わが子
が元気に成長していくことを願う親の心は今も昔も同じ。でも医学が今ほど発達して
いなかった昔を思えば、子の幸せを願う気持ちは今以上に切実だったことでしょう。
子どもの生存率が低かった時代、とにかく健康に育つようにと祈り、「魔物」や「病」
から大切な子供を守るための行事として始まりました。今は雛人形を飾って平和なお
祭りの印象ですが、親の気持ちを思うとちょっと胸に来るものがあります。
ピンク緑白の組み合わせは春っぽくて女の子のお祭りということもあり、かわいら
しい印象のある雛祭りですが、昔の親の気持ちに思いを馳せつつ、今年も蛤の潮汁を
いただきたいと思います。
雛祭りの食卓には雛祭り用の祝箸をどうぞ。